『ニンファの嘆き』やっぱりエマ・カークビー
昨晩の記事で貼り付けた、新進のソプラノ歌手ヌリア・リアルが歌う動画以外にも、多くの歌手がモンテヴェルディ作曲の『ニンファの嘆き(Lamento della Ninfa)』を録音しています。
聞き比べてみると、様々な違いがあるので、これがなかなか面白いです♪
Lamento della Ninfa
ソプラノの声が、ちょっと硬いような気がしますが・・・
いや・・そう悪くもなく、すっきりと聴ける感じかな?
Lamento della Ninfa - Amor - Claudio Monteverdi
歌詞が画面に出てくるのが素晴らしい!
まるでカラオケのよう〜♪
Lamenti - Natalie Dessay and trio
ナタリー・デセイの歌う『ニンファの嘆き』ですが・・・
正直なところ私は、何を歌おうが彼女の歌はあまり好きではありません。
特にこの演奏はいただけないような気がします。
高音がラクラクなのは認めるし、最上の歌唱テクニックの持ち主だとは思いますが、これはもう好みの問題ですネ^^;
なにかが違うんだな・・・私にとっては・・
Monteverdi - Lamento della Ninfa - Kirkby
こちらは嬉しくも楽譜付き。
ソプラノ独唱はエマ・カークビー♪ 流石です。
モンテヴェルディは、こういう風に歌ってほしい・・という私個人の要求にはピタッとくる演奏です。
あぁ〜〜美しいなぁ・・ 風情があるなぁ・・・
しかし、他にもいろいろあったのですが、こうして聴き比べてみると、ヌリア・リアルの歌唱の素敵さが、あらためて分かります。
彼女のレパートリーは、もっぱらモンテヴェルディとヘンデル、一部モーツァルト・・・といったところのようですが、それらのどれでもいいので、一度ナマの演奏を聴いてみたいんですよね・・・
来日してくれないかなぁーー