美しきソプラノ歌手ヌリア・リアル

YouTubeでいろいろ聴いて、すっかり魅了され、ついに先日、AmazonでこのCDを購入しました。


Teatro D'Amore

Teatro D'Amore


昨年の秋に、バロック・アンサンブルのラルペッジャータL'arpeggiataと、カウンター・テナーのフィリップ・ジャルスキーPhilippe Jarousskyは来日していましたが、今思えば、あの時のコンサートに、なんとしても行っておくべきでした。
今頃になって、とてももったいないことをしたと後悔・・・・
今度同じ機会があれば、万難を排し、彼らの演奏を聴きにいくつもり!
ジャルスキーはこのところ多忙を極める売れっ子のようなので、なかなかそう頻繁には来てくれそうもありませんが、来年でも再来年でも、私は待っておりますぞぉー!


アンサンブル・ラルペッジャータを率いるクリスティナ・プルハルも、これがまた、なんという多才さでしょうか。
彼女はギター、リュート、テオルボ、バロックハープなど、様々な楽器に卓越し、指揮者としても、ルネッサンスからバロックの音楽を、現代音楽のエッセンスと魔術のように融合して、生き生きと聴かせてくれます。




そして、そして!
今回購入した上記CDで、私が最も注目したのが、ソプラノのヌリア・リアルNúria Rialの美しさでした!!
姿も女優さんのようにチャーミングですが、何よりも惹きつけられるのは、その歌の磨きぬかれた美しさです。
声に透明感があり、しかも温もりがあり、懐かしさがあり、だというのに神聖な気品にも満ちて、とにかく素晴らしい!
彼女も、今後来日することがあれば、絶対に行きます。
いや、もし今の私に時間と経済に余裕があるなら、現在彼女が演奏している世界のどこかまで行き、それを聴きたいくらいです。




・・・というわけで、彼女の演奏をいくつか♪



モンテヴェルディ作曲『マドリガーレ集』第8巻から「ニンファの嘆き」




モンテヴェルディ作曲『マドリガーレ集』第7巻から「唇よ、何とかぐわしく匂うことか」




ヘンデル作曲『ジュリアス・シーザー』より“難破した船が嵐から”




モーツァルト作曲『フィガロの結婚』より バルバリーナのアリア

彼女はそのうち、バルバリーナではなく、スザンナを歌うようになるでしょうねー
今後の活躍が、本当に楽しみで、目が離せないです!!