『アリス・イン・ワンダーランド』を観ました

今日、『アリス・イン・ワンダーランド』の3D上映を観ました。


ご存知ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を、ティム・バートンが監督、アリスをミア・ワシコウスカ、きちがい帽子屋をジョニー・デップ、赤の女王をヘレナ・ボナム=カーター・・・などなど豪華配役陣で映画化した作品で、公開された先月17日には、いきなり初日興収7億で「アバター」を超えたと騒がれました。
今日も、鑑賞した劇場・丸の内ルーブルは満席で、あいかわらずの人気を誇っていました。

   
   『アリス・イン・ワンダーランド』の公式ウェブサイト

予告編♪




感想は・・・・


同じ3Dなら、私は、『アバター』の方が面白かったと思います。
ただ、こちら『アリス・イン・ワンダーランド』が勝っているのは、俳優の魅力!
ジョニー・デップは勿論のこと、ヘレナ・ボナム=カーターは、いつもながらに名優です。
あと、“白の女王”を演じるアン・ハサウェイの所作が、徹頭徹尾「おとぎの国のお姫様」していて最高でした
そして、何よりも印象に残ったのは、アリスに抜擢された若手女優ミア・ワシコウスカの美貌ですね〜


ただ、とても面白くは観ましたが、これを3Dにする意味はあったのだろうか・・・
正直、ストレスのある「立体めがね」をかけてまで、3Dが堪能できるという作品ではなかったと思います。
これなら、普通の映像を、「めがね無し」で観たほうが、よほど気分が良いような気がしました。




ところで、私にとっての『不思議の国のアリス』の映画といえば、それは子供の頃に夢中になって観た、ディズニー・アニメーションの映画でした。
あれほど楽しく観た映画もなく、映画館から家に帰る途中で、親にねだってサウンド・トラックのLPレコードを買ってもらったほどです。
以来毎日、レコード盤が擦り切れるかと思うほど聴き、今でも何曲かは空で歌えます♪


申し訳ないけれど、今回の新作『アリス・イン・ワンダーランド』は、かつてのアニメ映画から受けた半分の感動すら、私にはありませんでした。


同じティム・バートンとジョニー・デップの映画なら、『チャーリーとチョコレート工場』は秀逸だったと思うんです。
あれは面白くて、ワクワクする映画でした。
ああいうのを期待して行ったのですが、今回はちょっと肩透かしです。
大昔の旧作アニメの方が、ずっとずっと魅力があります。


ヘレナ・ボナム=カーターの「赤の女王」も、とても存在感があって、流石の演技力なのですが・・・なんというか、私としては、あの女王の作品内の「扱い」に、ちょっとわだかまってしまいました・・・(-"-)


唯一の注目は、主演のミア・ワシコウスカで、彼女は非常に輝いてました。
今後の彼女の活躍は、まず間違いないと思いますね。




・・・・・というわけで、以下YouTubeからの貼り付けは、私の懐古趣味です^^


懐かしいディズニー映画『不思議の国のアリス』の公開当時の予告編♪



ビル・エヴァンズ演奏の“Alice In Wonderland ”♪



イタリア語の吹き替えによる『不思議の国のアリス』冒頭♪




不思議の国のアリス (岩波少年文庫 (047))Alice's Adventures in Wonderland and Through the Looking Glassふしぎの国のアリス [DVD]