ペルゴレージ生誕300年

学生時代に、サークルの女性仲間で、その作品を合唱して以来、ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ (Giovanni Battista Pergolesi)というイタリアの作曲家が大好きです。
1710年に生まれたので、今年が生誕300年なのですが、亡くなったのが1736年と、26年間という短い生涯であったため、作品数が限られるからか、生誕200年のショパンとは打って変わっての扱いの少なさです。
しかし、残された数少ない作品は、どれも傑作揃いで、本当に夭折が惜しまれる作曲家です。
そして今日3月17日が、彼の命日なのです。


なんといっても私が愛してやまない彼の作品は、『スターバト・マーテル(Stabat Mater)』です。
この題材には、多くの作曲家が名作を残していますが、中でもペルゴレージのそれは、傑作中の傑作だと思います。
私はこれを合唱として歌いましたが(珍しく伴奏は誰か他の人が弾きました^^)、声楽家が各パートをソロで歌うことの方が普通なのでしょうか?
そうした演奏会も何度か聴いたことがありますが、いつもしみじみ感動します。いい曲なんですよね〜〜


・・・というわけで、YouTubeさん、ありがとう♪


スターバト・マーテル Stabat Mater』(悲しみの聖母)

Andreas Scholl & Barbara Bonneyの歌唱の、なんとなんと美しいこと!


ペルゴレージは、イタリアのマルケ州イェージ(Jesi)に生まれましたが、今年は記念の年ということで、イェージではいくつかのフェスティバルが予定されているようです。
http://www.fondazionepergolesispontini.com/fps/


ペルゴレージ : スターバト・マーテル