田中泯の吉田東洋

NHK大河ドラマ龍馬伝』で、田中泯さんが演じる吉田東洋が、あまりにも素敵で、最近は彼が画面に登場すると、息が止まりそうです。
あの眼光、スキのない佇まい、全ての動きに無駄がなく、ただもうその美しく孤高な存在感に圧倒されます。


そう思っているのは私だけではなく、我が家では夫も息子も、吉田東洋が現れたとたん、今まで何かしていても手を止め、画面を見入っています。
そして彼の場面が終わると、呪縛から放たれた人のように、またもとの日常の動きに戻るかんじなんですよね。


昨夜、近所に住む妹と会ったときも、いつしか話題が大河ドラマ龍馬伝』になり、「福山雅治の龍馬がかわゆいね〜〜」というミーハー話から、「それはそうだけど、吉田東洋を演じている田中泯が素晴らしい!!」・・という、熱き大絶賛の嵐に!


・・・というわけで、御馴染みYouTubeに、田中泯さんのドキュメンタリー番組を見つけましたので、貼っておきます。
2003年NHK制作で、ネット上に残っている番組案内によれば、下記のような内容です。

にんげんドキュメント田中泯  土に踊る」

企画・制作:野村彰人  取材・構成:増田 浩  取材:松野寛子

 昨年、映画「たそがれ清兵衛」に出演し、57歳にして日本アカデミー賞新人賞を受賞するなど注目を集めているダンサー・田中泯(みん)さん。彼は、フランス政府から芸術文化勲章を授与され、モスクワでは演劇学校で舞踊の指導を依頼されるなど、世界でも有名な前衛舞踏家だが、その一方、山梨県の山奥の集落で、踊りを志す若い仲間とともに、自給自足の生活を送る農家――というユニークな顔も持つ。
田中さんが、本格的に舞踊を始めたのは学生時代。やがて前衛舞踏の創始者土方巽と出会い、独自の舞踊を模索し始めた。そして、活動を世界に広げつつあった18年前、東京から山梨に移った。都会暮らしから生み出される踊りに限界を感じ、農村に表現の原点を求めたのだった。
独自の踊りを模索し始めて30年。舞踊の師・土方巽の享年57歳を超えた今年を、田中さんは人生最大の節目と考え、新たな取り組みを増やしてきた。その1つに、家の近くで始めた穴掘りがある。いったい何をしているのか。
番組では、彼の暮らす村で、日々の農業や、彼自身と若い仲間が踊りを生み出していく過程、さらに、この穴掘り作業を追いながら、還暦を前に、身体の限界に挑戦し、表現を追求し続ける田中さんの創造力の源に迫る。

http://www.walk-gr.com/FrameRWalk2003.html

にんげんドキュメント田中泯 土に踊る」(1)

続きの(2)〜(4)は、画面の中をカーソルで探しクリックして下さい。


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