ドビュッシーに癒されよう

いきなり愚痴になりますけど、うちの息子って、ホントに勉強しないんですよね・・
来年は大学受験だというのに、今のこの勉強態度で入学させてくれる大学があるのでしょうか?


私自身は、高校二年生の頃といったら、それこそ気がふれたように勉強してました。
当時、国立大を目指すとなると、何を専攻していようが「共通一次試験」という5教科7科目を受験しなければならず、文字通り寝る間も惜しんで毎日毎晩机に向かってました。(この状況は「センター試験」になった今でも変わらないようですが、文系にも理系を課すのはやめてもらいたいもんですね・・・まったく・・)
今から思い返しても、高校2〜3年生の頃、遊んだ・・という記憶がありません。
ひたすら机に向かって問題集を解いてました。
好きなピアノは弾いてましたが、それだけが唯一の「自由な気晴らしの時間」だったかもしれません。


でもまぁ、私は基本的に、勉強が好きなのです。
何時間やろうが、別に苦ではなかったし、今もそれは同様です。
だから考えようによっては、「勉強」もまた、私には「気晴らし」の一つだったかもしれません。
成績が上がれば大喜びで、ゲームに勝った子供のようにはしゃいでましたし・・


が!
息子にとっては、勉強は「仕方なくやる」ものであり、「苦」であり、「プレッシャー」であり、どこにも良いイメージは持てないもののようです。
そんなに嫌なものなら、別に無理に大学に進学しなくても良いと思うのですが、「大学には行きたい。○○の研究者になりたい」・・などと言うので、困ってしまうわけです。
いったいどこの世界に、「勉強嫌いの研究者」なんてものが存在するのでしょうか!?


そんなわけで、さっきも息子とわあわあ口論し、お互いに罵りあい、あっちも腹が立って疲れたことでしょうが、私もすっかり気分が落ち込みました。


・・・というわけで、今夜はそんなささくれた心を癒してくれるドビュッシーピアノ曲を、YouTubeから貼り付けて、それを聴いて自分自身をなぐさめることにします。


ドビュッシー『版画』より “塔”


ドビュッシー『版画』より “グラナダの夕べ”


ドビュッシー『版画』より “雨の庭”



ドビュッシー『ベルがマスク組曲』より “月の光”


ドビュッシー『夢』