秋にアンヌ・ケフェレックが来日演奏会
先の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2010」で、非常に繊細で奥深い演奏を聴かせてくれた、フランスの名ピアニスト、アンヌ・ケフェレック(Anne Queffélec)が、この秋にまた来日し、11月17日には銀座の王子ホールでリサイタルを開いてくれる・・・ということで、今日、早速そのチケットを予約しました。
プログラムがまた素晴らしく、次のような曲目が予定されています。
J.S.バッハ/ブゾーニ : コラール前奏曲 「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」
BWV659a
J.S.バッハ : 協奏曲 ニ短調より アダージョ BWV974-2
(原曲 マルチェッロ:オーボエ協奏曲)
J.S.バッハ/ヘス : カンタータ 第147番 「心と口と行いと生活が」より
コラール“主よ、人の望みの喜びよ” BWV147
ヘンデル/ケンプ : メヌエット ト短調 HWV434
ヘンデル : シャコンヌ ト長調 HMV435
ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」休憩
ショパン : ポロネーズ 変ロ長調 KK IVa-1
: ポロネーズ 変イ長調 KK IVa-2
: マズルカ 第8番 変イ長調 Op.7-4(初稿)
: ノクターン 第19番 ホ短調 Op.72-1
: ノクターン 第1番 変ロ短調 Op.9-1
: 3つのマズルカ ト長調、変イ長調、ハ長調 Op.50
: スケルツォ 第4番 ホ長調 Op.54
とても熟考されたプログラムだと思います。
これを、どのようなバランスで演奏して下さるのか、非常に楽しみです。
アンヌ・ケフェレックさんのリサイタルより一ヶ月前には、5年前の第15回ショパンコンクールの覇者、ラファウ・ブレハッチのリサイタルも聴くことになってまして、今年の秋は、思う存分ショパン演奏に聞き惚れることができそうです。
10月は、第16回ショパンコンクールも開催されますし、どんな凄いピアニストが登場するのか、今から胸が高鳴ります!
(来月のツィメルマンの演奏会に、都合で行くことができないのは、心の底から残念なのですが・・・)
アンヌ・ケフェレック演奏 ヘンデル作曲/ケンプ:メヌエット ト短調 HWV434
あぁーー美しい・・・・
ショパンは、J.S.バッハとヘンデルを敬愛していたそうで、なるほど、アンヌさんの演奏を聴くと、それを強く実感することができますね。