三菱一号館美術館オープン

オフィス街に美術館 丸の内・三菱一号館に6日オープン

オフィス街に美術館が誕生−。三菱地所は5日、東京・丸の内に6日開館する「三菱一号館美術館」を報道陣に公開した。1894(明治27)年に丸の内で最初のオフィスビルとして建てられ、1968年に解体された赤レンガ造りの「旧三菱一号館」を復元したビルにオープンする。19世紀の近代美術を中心とする展覧会を年3〜4回開く予定。

 開館記念展として7月25日まで「マネとモダン・パリ」を開催する。後に「印象派」となる画家だけでなく、多くの芸術家に影響を与えた画家エドゥアール・マネ(1832〜83年)の油彩、素描、版画など約80点を展示。同時代の作家の作品約80点も合わせて紹介する。入場料は大人1500円、高校・大学生1000円、小・中学生500円。

 同美術館の高橋明也館長は「近代都市パリで活躍し、都市生活を題材にした作品を多く残したマネの展覧会を、丸の内の美術館で開催するのは意義深い」と話した。

 三菱一号館美術館は、展示室(20室、約800平方メートル)のほか、歴史資料室、カフェ、ミュージアムショップによって構成。展示室は作品の保護と快適な鑑賞を両立させるため、展示物に熱による負荷がかからず、高い照度を維持できる2種類の光源を持つ最新の光ファイバー照明システムを採用した。

4月5日16時34分配信 産経新聞http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100405-00000553-san-bus_all


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