等伯展 終了間近

上野の東京国立博物館で2月23日から開催されている、没後400年長谷川等伯の特別展が、今日を含めてあと3日で終了します。
17日には入場者が20万人に達し、凄まじい人気ですが、そうしたことも配慮してでしょうか? 昨日から終了日まで、閉館が20時に延長されました。これでいくらかゆっくりと観覧できますね。


国宝「松林図屏風」(東京国立博物館蔵)


・・・とはいえ、最近この等伯展を訪れた妹の話によると、まず入場するのに1時間外で並び、入館してもそれは混雑がひどく、どの作品も絵の全体を見ることが出来なかったそうです(-"-)
「人垣の向こうに作品の上部がやっと見える感じよ〜 その人垣を分けて前に進むのに5分くらいかかって、やっと前列に出ても、こんどは作品の下細部しか目に入らなくなるし・・」と、妹。
まぁ・・・確かにこれだけの短期間で入場者が20万人に達するわけですから、そうなるのも仕方ないですね・・


私は始まった日に行ってますので、お蔭さまでゆったりと余裕をもって鑑賞できました^^ 国宝の襖絵が展示してある部屋には、せいぜい5〜6人の観覧者しかいなかったと思います。遠くから眺め、近づいて細かな部分も様々に堪能し、また離れた場所から見て・・といったことも容易にできましたが、妹に言わせると、「今はその部屋に少なくとも200人は入ってる」「自由に身動きできない」・・とのこと。
うぅ〜〜〜ん、それはストレスですね("▽"*)


我が家では、珍しく夫も等伯展を観に行きましたが、それは開催されて間もなくの冷たい雨が降る土曜日で、その時はとても空いていたそうです。
息子も初日に、高校が入試で休みだったので昼間ぶらぶら出かけて行ったようですが、その時も悠々と各作品を見れたと言ってますので、やはりこうした大人気が予想される展覧会は、開催されたらすぐに行く・・というのが、混雑を避ける鉄則だと思います。または夫のように、天気のとても悪い日を狙うと、そういう日もたいてい空いてます♪


それでも東京ではあと4日。
その後は4月10日から、京都国立博物館で同展覧会が開催されます。