ショパン生誕200年

2月22日が誕生日だ!・・・いや、3月1日だ!・・・と、その正確な出生日に諸説あるフレデリック・ショパンが、今年で生誕200年を迎えます。
それに関連するとてもまとまった記事が、「日経WagaMama」にありましたので、まずそれを引用掲載します。

ショパン年に沸くクラシック界

 作曲家フレデリック・ショパン生誕200年に、クラシック界が沸いている。ショパンの誕生日とされる3月1日(異説あり)には、母国ポーランドワルシャワショパン生誕記念コンサートが開かれる。日本でも記念のツアーやアルバム、コンサートなどが相次ぎ、ショパンイヤーの盛り上がりが年を通して続く。

 JTB首都圏ロイヤルロード銀座事業部はショパン生誕200年記念ツアーの発売で、この節目を祝う。旅をサポートするショパンデスクも設置している。「ショパンシューマンを聴く ザルツブルク音楽祭 7日間」はザルツブルク音楽祭ショパンシューマンの作品を堪能。著名ピアニストのキーシンが両作曲家の作品を弾くリサイタルのチケットも付く。「ザルツブルク音楽祭ショパンの故郷ワルシャワ 8日間」は夏のショパン音楽祭でショパン作品が鑑賞できる。ワルシャワ市内と近郊ジェラゾヴァヴォラのショパンゆかりの地も訪ねる。ザルツブルク音楽祭では著名ピアニスト、ポリーニのピアノリサイタルでショパン作品を聴く。

 ショパンの名を冠した、5年に1回のショパン国際ピアノ・コンクールは若手ピアニストの登竜門として知られる。課題曲はもちろん、ショパン作品だけで、歴代の優勝者にはマウリツィオ・ポリーニマルタ・アルゲリッチスタニスラフ・ブーニンユンディ・リら、いずれ劣らぬ「ショパン弾き」がいる。日本人では中村紘子内田光子小山実稚恵らが上位入賞を果たした。今年は10月、ショパンの命日である10月17日の前後にワルシャワで開催される。

 中国出身のピアニスト、ユンディ・リは3月10日、ショパンのアルバム「ノクターン全集」をリリースする。ユンディは2000年の第14回ショパン国際ピアノ・コンクールで、ダイナミックかつ繊細な演奏を披露し、優勝を果たした。ブーニン以降、15年にわたって優勝者なしが続いた後の優勝者となった上、中国出身者では初の優勝とあって、その優勝は大きな話題を呼んだ。同コンクールで優勝しただけあって、ショパンスペシャリストという定評を持つ。「ノクターン全集」の日本盤はCD2枚組の通常盤と、高音質HQCD仕様でのCD2枚+DVDというデラックス盤の2仕様でリリースされる。
 3月1日にワルシャワで開かれるショパン生誕記念コンサートでも演奏する予定だ。4月には全国12カ所を回る日本ツアーが予定されている。演目はオールショパンという。

 EMIミュージック・ジャパンでは、記念ベスト盤「永遠のショパン」(2枚組)をリリース。アルゲリッチブーニンらの著名ショパン弾きによる名演を収録した。ショパンの波乱の生涯やロマンスの解説付きだ。コンクール時に演奏した組み合わせを再現したブーニンの「ショパン:ピアノ協奏曲第1番」、通常CDと聴き比べて楽しめる「HQCDで聴く高音質ショパン」、コンクール優勝直後に録音したアルゲリッチの「幻のショパン・レコーディング」なども相次いでリリースされている。

 第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで2009年6月、日本人として初めて優勝したピアニスト、辻井伸行は3月、アルバム「マイ・フェイヴァリッツ・ショパン」をリリースする。大型音楽イベントのラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日」音楽祭2010は「ショパンの宇宙」をテーマに掲げ、4月28日〜5月4日、東京国際フォーラムを中心とする大手町・丸の内・有楽町エリアで開催される。

 ワルシャワの国立ショパン博物館は、1934年の開館以来、初めての全面改装が施され、3月1日に再オープンする。展示スペースの1〜3階には、自筆の楽譜や、最後に使ったピアノ、知人・友人宛ての手紙などを展示。日本語の携帯型音声ガイドが用意されていて、見学をサポートしてもらえる。ポーランド国立銀行ショパンの顔を印刷した新20ズロチ札を発行するので、ショパンファンにとっては格好の記念アイテムとなりそうだ。


http://waga.nikkei.co.jp/enjoy/music.aspx?i=MMWAe3000016022010 
(日経WagaMama2月22日記事)


もし私に、たっぷり有り余る「暇な時間」と「財力」があったなら、この夏は二ヶ月くらいヨーロッパを音楽祭放浪したいものです("▽"*)
昨日書いたヴェローナの野外オペラ、ザルツブルク音楽祭、そしてポーランドショパン音楽祭・・・と、ぜーーーんぶ行きたいです〜〜


・・・でも、それは絶対に出来ない相談なので・・


とりあえずはゴールデン・ウィークのお楽しみ、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2010は「ショパンの宇宙」に行くとしましょう!!
4月28日から5月4日まで、わが“庭”有楽町&丸の内での開催ですから、毎日だってショパン演奏に浸ることができます!
先日発表されたプログラムを見ると、これがなかなか魅力的で、目下せっせと手帳片手に日程調整中♪

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンショパンの宇宙』
5月2〜4日有料演奏会の日程
5月2日(日)
5月3日(月)
5月4日(火)


チケットの一般発売は4月3日(土)からですが、人気の演目は先行発売で売り切れになるのが常ですので、どうしても行きたい演奏会がある方は、公式HPで会員登録をされた方がよいと思います^^