浅田真央選手の銀メダル

バンクーバー五輪のフィギュア女子シングルで、浅田真央選手は、銀メダルでした。
金メダルは韓国の金姸児選手で、それに値する素晴らしい演技であったと思いますが、次点だったとはいえ、浅田選手の演技は圧巻でした。
女子では誰にも成し得ないトリプル・アクセルを、あそこまで何度も見事に、完璧に決めてくれて、見守っていた多くの人々に大きな感動をくれたのですから、私としては彼女に対し、感謝の言葉よりほか、何も思い浮かばないです。



・・・ただ・・


ここまで突出した才能と、努力し続ける胆力に恵まれ、精神力も鍛え上げてきた浅田選手だというのに・・・
なぜ、インタビューなどで、自分の母親を「おかあさんが」としか言えないのだろうか・・と、いつも残念に思います。
なぜ、「母が」と言わないんだろう・・・


浅田選手に限らず、多くの優秀な若いアスリートのみなさんが、最近は、相当の率で、「おかあさん」「おとうさん」「おばあちゃん」・・・としか言えません。
そのたびに、「母が・・・でしょ!」「父が・・・と言えっ!」「祖母が・・・だろぉ〜がぁ〜」・・と、TVに向かって突っ込んでおります。


せっかくの素晴らしい記録、歴史に残る偉業を成し遂げた憧れの存在なんですから、美しく正しい日本語を使ってほしいと思います。
せめて、自分の親くらいは、「母が」「父が」と言ってほしい!




・・・とはいえ、そういう些細な突っ込みは野暮なほど、今日の真央ちゃんは輝いてました。
日本の誇りです!
最高でした!!