ファンデーション塗ってます?

昔からそんなにお化粧に力を入れてはいなかったのですが、もうここ数年、ファンデーションを塗らずに、仕事でも会食でもショッピングでも、どこへでも行ってます。
そして、一度これができてしまうと、その快適さといったらないのですヨ


ただ、いわゆる「すっぴん」では格好がつかないので、一応ポイント・メイクくらいはしてます。
絶対に欠かせないのは、アイブローとアイラインで、朝が忙しい時は、これだけで出て行くことも多いです。
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でも、もう少し時間に余裕のあるときは、アイシャドーとマスカラを加え、それに薄く口紅をぬれば、「ワォ完成だ!」
・・・というのが、最近の私のお化粧事情。
非常にシンプル!
はっきり言って、手抜き(笑)


でもお蔭で、肌の調子は、しっかりファンデーションを塗って朝から晩まで過ごしていたころより、ずーーーっと良くなりました。





もともと私は、学生時代もほとんど化粧なしで暮らしていた人間です。
当時はなんといっても若く、肌はピチピチでしたし、生まれついて素の顔立ちが派手なので、変に化粧をすると、ただ「こわい」&「けばい」…となるだけでした。


イタリアに留学したのは、20代半ばから30歳間近でしたが、ここでも化粧なんてものは、ほとんどしなかったですね・・・
いや、マスカラは毎日ぐいぐい塗ってましたヨ(笑)
でも、ファンデーションは塗ってなかったですし、そもそも持ってもいませんでした。


日本に帰国して、働き出してからは、けっこう気を入れてお化粧をするようになりました。
毎朝ファンデーションをしっかり塗って、それなりにメイクもして、するとだんだん、その顔が「私の顔」になってきて、それを作り上げないことには「恥ずかしくて外出できないよ〜〜〜」という事態に。
まったく女が社会生活をするのは面倒臭いものだ・・と思いながら、つい一昨年くらいまで、しっかりコッテリ頑張って化粧をしておりました(笑)


ところが、歳をとってくると、人間には「シワ」というものが増えてくるわけです。


「シワ」の話の前に少し・・
これまでの人生、私は確かに「化粧」にはたいして興味がなかったものの、「スキンケア」にだけは恐ろしく労力を割いてきたのです!
興味が薄いのは「化粧」つまり「メイク」に対してだけであって、思い返せば高校生の頃から、「美肌追求」に関しては熱心だったのです〜
その甲斐あって、肌のコンディションだけはずっと良好だったのですが、そんな手をかけ品をかけしてきた私の肌でも、40歳を過ぎたあたりから劣化が著しくなりました。
そこにファンデーションを塗ると、朝はまだ良いのですが、夜帰宅すると、もぉ〜ほとんど「山姥が干し柿になった」ような顔になってまして、鏡を見ると自分でもゾォーーーッとしました。
乾燥して出来た細かいシワの中に、剥げかかったファンデが入り込み、粉を噴いてましたからね〜〜(-"-)


そこで、まずは「パウダリー・ファンデーション」を使用することを止めてみました。
代わりに、「BBクリーム」を使ったところ調子がよく、それまでよりはシワも目立たなくなり、かなり満足しておりました。


しかし、いかに美容液成分が入っていても、BBクリームだってファンデはファンデなんですよね・・
やっぱり一日が過ぎれば、それなりに白く浮いてきたり、シワに入り込んだり、ヨレてムラになってたり・・


結果、そういう化粧崩れが、顔を実際以上に汚く見せているのではないか・・と、思い当たるに至りました。
だったら、わざわざファンデーションを塗る必要があるのだろうか?・・とも。





かくして、一昨年より、私はまた学生時代のように、「素」の肌にポイントメークだけ・・という毎日を送っているわけですが、本当にどうしてこの快適さに、もっと早く気がつかなかったのだろうかと悔やまれてなりません。
結局、人間の肌は、保湿を頻繁にやってさえおけば、そうは簡単に陽にも焼けませんし、シワも出てこないんです。
ところがファンデを塗っていると、「小まめな保湿」が、なかなか「し難く」なるんです。
下手にクリームを塗り重ねたりすると、下のファンデがヨレちゃいますからね〜
でも!
ファンデなんかがなければ、いくらでも気軽に保湿クリームを足していくことが可能です^^


・・・というわけで、私の一日をご紹介しますとですね^^


 朝、顔を洗ったら、とにかく沢山の化粧水を何度もつけて浸透させます。ここは真剣にやります!
次に保湿の乳液とクリームを塗りまして、時間がなければ眉だけ整えて、ハイ、出勤。
時間があれば、それなりにポイント・メークをする。


 職場に着いたら、とりあえず目尻に、携帯している保湿クリームをちょちょっとつける。
その後も、わが職場は「これでもかっ」というほど乾燥しているので、ハッと気がついたら小まめに、クリームを顔の乾いてきたところに足してます^^;


 夜、顔を洗ったら、またもや浴びるように化粧水をつけて浸透させます。
ここは手を抜いては駄目です。
化粧水の浸透こそが、ファンデーションがなくても何とかサマになるための唯一の方法です!
そしてその後、乳液とクリームをつけて就寝しますが・・・
なんとベッドサイドにも保湿クリームを置き、夜中に「乾いてるなぁ〜」と思ったら、ちょちょっと目尻や口元に足しております。
そして、また朝・・・と。





こんな具合で、ファンデーションから解放されて二年近くがたちました。
世の化粧品会社サマは、紫外線がどうの、外気の汚れがどうの・・と仰って、ファンデをつけた方が肌に良いと宣伝されてますが、いえいえ〜〜〜そんなことはないと思うのでありますよ^^
結局は「保湿」、これさえ気をつけていれば、素のままの肌で充分なのです!
あとは、「厚化粧」じゃない自分の顔に慣れること!
それでこの世は、そうとうに軽快なものになると思います。


だいたい、中高年女性の「化粧崩れした顔」ほど醜いものってありませんよね?
だったら、はじめから、そういう「崩れる可能性のあるもの」は塗らなければよいのでありま〜す(笑)
そうは思われませんか?




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