ダイアナ妃弟が名画競売

故ダイアナ元皇太子妃の実弟、チャールズ・スペンサー伯爵が、同家に200年以上伝えられてきたルーベンスの油彩画を、競売に掛けるそうです。
そのニュースを引用しましょう。

故ダイアナ元妃の実家、ルーベンスの名作を競売に
 ダイアナ元英皇太子妃の実家であるスペンサー伯爵家が、総額3000万ドル(約28億円)相当の所蔵品処分の一環として、ルーベンスの絵画を競売に掛けることが明らかになった。
 新聞報道によると、ダイアナ元妃の弟で伯爵家の相続人であるスペンサー伯は年内に3度目の結婚を予定している。
 
 「A Commander being armed for Battle」と題されたルーベンスの作品は、1613─14年ごろに描かれ、オルソープにあるスペンサー家で200年以上所有されていた。競売会社クリスティーズの専門家によると「美術館所蔵級の名作」で、国内外から注目を集めるとみられている。予想落札価格は800万─1200万ポンド(約12億─17億円)。
3月30日17時2分配信 ロイターhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100330-00000825-reu-int


このオークションに出品される絵には、戦いに向けて甲冑の着付けをされる指揮官が描かれていますが、1613年頃の作品ということは、つまりルーベンスが30代半ばに手がけた絵・・・ということですね。 同時期の作品には、アントウェルペンアントワープ)大聖堂の、大変有名な『キリスト降架』があります。
「美術館所蔵級の名作」とお墨付きも頂いているようで、落札価格は12億円以上が見込まれている・・・と。
わぉ〜〜〜


スペンサー伯爵家は、いったいどのような経緯でこの絵を手に入れたのでしょうか? 200年以上所有してきたということは、それ以前は誰か別の人物が保管していたわけで、それは誰だったのでしょうか? なんだか気になるなぁ・・(笑)
それにダイアナ妃の弟である現在の当主は、これで得た収入を、ご自身の結婚費用に充てるのでしょうか? なんだかそれを匂わせる記事の文章ですが・・
やはり伯爵家ともなると、結婚するだけでも、なにかと物入りで、億単位のお金が必要なのでしょうか?


ちなみに「フランダースの犬」ネロの憧れの絵、アントウェルペン大聖堂の『キリスト降架』はこちら↓です^^